市保連では毎年、保護者と京都市が懇談する機会を設けており、これに向けて「京都市の保育施策の拡充を求める要望書」を提出してきました。
昨年度(2022年2月15日提出)は、例年要望している保育の質の確保や保育環境の向上を求める項目に加えて、保育料の負担や新型コロナウイルスの感染拡大等の子育て世帯への影響を把握する実態調査の実施や、子育て・保育施策の決定過程に子育て世帯の意見を反映する仕組みを整備することを求める項目を盛り込みました。
残念ながら保護者との懇談会については、既報(『市保連ニュース』2022年3月号)の通り、コロナ禍への対応や子ども若者はぐくみ局長の逮捕等で混乱している時期でもあり、多忙であるとの理由から開催が見送られましたが、今回、京都市より要望書への回答が文書で寄せられました。
現在の京都市の保育政策の姿勢や考え方を知る上でも重要な内容ですので、ぜひご覧ください。
京都市から文書で回答が寄せられたことはもちろん一定の意義がありますが、市保連としては、今回の要望にも盛り込んだように、保育園保護者・子育て世帯の意見を京都市の施策に取り入れる仕組みとして、対面の場において保護者の実態や声を届け、対話を重ねる機会を大事にしたいと考えています。
そこで今年度も保育園保護者・子育て世帯の声を京都市に届けるため、要望書を作成するとともに、多くの保護者の方々に参加いただける形での懇談会の場を設定するよう京都市に求めていきたいと思います。
もちろん、要望書の作成や懇談会の実施には、保育園保護者・子育て世帯の皆さんの参画が不可欠です。今後も、皆さんの声を届けるための様々な機会を設けていきたいと思いますので、ご参加よろしくお願いいたします。
京都市からの回答PDFデータはこちらより
市保連要望書のPDFデータはこちらより
Comments